村田佑輔ブログ◆天佑不待

役者・村田佑輔によるアレやコレやソレ

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どどどどどどいつ

突然ですが、皆さんは都々逸(どどいつ)というものをご存知でしょうか?

江戸時代末期に大成された口語による定型詩です。俳句とも短歌とも違う、7・7・7・5の音数律で詠います
三味線を弾きながら詠う俗曲で恋愛の詩が多かった為に、情歌と呼ばれていたそうです

よくアニメやドラマで高杉晋作が三味線をベベンと鳴らしながら歌っているシーンがあると思うのですが、それが都々逸なんですね

その中で、僕が個人的にとっても素敵だなと思う詩があるのです
先程述べた高杉晋作が作ったとされる(桂小五郎という説もあるらしいのですが)詩で



三千世界の 鴉を殺し 主と添い寝が してみたい

という詩です

三千世界は仏教用語で「総ての世界」という意味です
つまり「この世の全てのうるさいカラスを殺して貴方とゆっくり朝寝がしたいわ」という、花街での遊女と男の朝の睦言を歌ったものなんです

すげーオサレな感じがするんです

都々逸は他にも

「この酒を 止めちゃ嫌だよ 酔わせておくれ まさか素面じゃ 言いにくい」
「浮名立ちゃ それも困るが 世間の人に 知らせないのも 惜しい仲」

など、ストレートで小っ恥ずかしいけれど、何でか素敵に響く恋の歌が沢山あるんです

他にも寄席の出し物や、洒落のネタに使われたりなど、色んな進化を遂げてきた庶民の歌
江戸情緒を気取って杯をくいっと傾けながら、おもむろに口ずさんでみたいものです
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